水の都 ヴェネツィア
2012.09.06 | カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは9月に入って朝晩は少し涼しくなってきましたね! 門田です。
今日は現在、京都で開催されている<ヴェネツィア展>へ先日行ってきましたので、そのことについて。
休日だったので、京都は観光にきている人がたくさんいて(海外の人の多さにビックリ!)、人疲れしましたが・・・。
この展覧会はゆっくり、じっくり鑑賞することが出来ました。
内容はヴェネチィアの美術館等が所蔵している絵画が中心で、その他にも貴族が着ていた服や使用していた家具や生活道具等が展示されていました。
貴族のものなので、もちろん豪華、ドレスなどは絹だし、家具は宝飾を凝らしたもので、特にシャンデリアはヴェネチィアンガラスで造られた素敵なものでした。
ろうそくの灯りが入るときっと雰囲気のある感じなのかなぁと思いました。
これらを見ているとヴェネチィアがどれだけ長い間繁栄していたかがすごくよくわかりました。
で、私のお目当てはチラシにも印刷されていた絵「プンタ・デッラ・ドガーナ付近のカナル・グランデ」です。本物をひと目見たくて。
カナル・グランデとは街を2分するようにS字型をしている大運河のことです。
絵自体はそれ程大きくはないですが、油彩なのに建物や船、人々がものすごく繊細に描かれていて、しばらくの間、ずっと眺めていました。
また、この絵には対(になっている?)絵「サルーテ教会付近のカナル・グランデ」があります。
前者が運河に入る側から見た景色で、後者が反対運河から出る側から見た景色になっています。
隣同士に飾られていたので、共通する部分や違っている部分なんかを探してみると面白かったです。
それから、この絵の所には現在のこの場所の写真が貼られていて、300年以上前と変わっていない建物が所々あって、私たち日本人と同じくヴェネチィアの人たちも古き良きものを大切に受け継いでいるんだなぁと感じました。
「水の都 ヴェネチィア」
地球の温暖化の影響で水没してしまうかもしれないといわれていますが、その前にいつか訪れて、実際にこの絵の風景を見たいと思う私でした。
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