「八十八夜の別れ霜」
2013.03.28 | カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。更新が遅くなってます。
古い話で恐縮ですが、以前に中尾が、このブログにバレンタインデーの記事を載せました。
その中で、バレンタイデーから派生した記念日(?)が数々あり、5月13日は「八十八夜の別れ霜」にちなんだ「別れの日」(メイストーム)とのこと。ちょっと待った。5月13日とはなんと中途半端な。「八十八夜の別れ霜」って何よ。と、引っかかってしまいました。
「八十八夜」とは、唱歌の「茶摘み」でおなじみの、「夏も近づく八十八夜」の八十八夜のことです。立春を起算日にして88日目、だいたい5月2日頃です。この日ぐらいまでは遅霜が降りることがあり、農家の方は霜の対策をしないといけないのですが、逆に、この頃を境に気候が良くなり、そろそろ霜の対策をはずしても良い。霜とはさようなら。ということで、「別れ霜」なんだそうです。昔の人は粋な言葉を考えますね。
ということで、「霜とお別れ」と「恋人とお別れ」を引っ掛けて、5月13日が「別れの日」だそうです。
ところで、バレンタイデーから88日目が5月13日頃なんですが、「八十八夜」は立春の日を含めて88日目、「別れの日」はバレンタイデーの翌日から88日目、バレンタインデーを含めると89日目にあたります。数え方がおかしい。「別れの日」を決めた方が数え方を間違えただけなのか、なるべく5月14日に近づけたかったのか、真相はどうなんでしょうか。
と、くだらないことが気になった水西でした。
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